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07/27/2007

スローな健康食

世の中にはいろんな食事療法・食養法がありますね。
なかには、ものすごく厳格なものもあります。

そのような厳格な食事療法の、良い面と悪い面をよく知ることが大切です。

そして、厳格な食事療法ではない、やさしい食事療法を実践することで、
食事と自分とのあたたかい関係を作っていくことができればと思います。


玄米菜食

厳格な食事療法の代表は「玄米菜食療法」でしょう。
玄米菜食療法のよい点は、専門の本がたくさん出ています。

でも、よくない点についてはあまり触れられていません。

玄米菜食の問題点は

・ビタミンはそれほど含まれていない

・フィチン酸を含み、体内のミネラルと結合し、ミネラルを排出してしまう。

・精神修養の要素が強くなる

ビタミンやミネラルは、他の食事で補えばいいと思います。
ただ、精神修養の要素が強くなってしまうと、様々な問題が生まれてきます。


食事とプラセボ効果

厳格な食事療法で病気が治る人は多いそうです。
もしかしたら、厳格だからこそ病気が治っているのかもしれません。

それは、食事の効果だけではなく、人間の思いこみの力も関係しています。

権威のあるお医者さんが、偽の薬を患者に与えて飲ませると、病気が治ってしまうことがあります。
これがプラセボ効果です。
この薬はよく効くと思いこめば、その思いこみの力で、病気が治ってしまうのです。

様々な健康食品、サプリメント、そして厳格な食事療法には、このプラセボ効果が働いている可能性があります。


食べるのが怖くなる

病気が治るんだったら何だっていいじゃないか、と思われるかもしれません。

でも、厳格な食事療法を続けていると、はじめは病気が治る期待感で楽しいですが、
いずれ続けることの苦しさに直面します。

そして、食事に対するこだわり、恐怖心が生まれてくるのです。


食事がストレスを生む

プラセボ効果はよい効果ですが、逆に、こだわりが悪い効果をもたらすこともあります。

食べてはいけないものを食べてしまったときに、体にいろんな症状が出てしまうのです。

だから、厳格な食事療法は、思いこみの力によって、健康になったり不健康になったりを繰り返します。
その結果、食事が信仰に近い状態になり、食事に縛られるようになります。

そして、食事がストレスを生むようになるのです。


食事をするということ

食事というものを、食べるものだけで考えるのではなく、
食事をするという現象全体を考える必要があります。

そうすると、大切なのは

・何を食べるか(物質)

・どこで、どのように、誰と食べるか(環境)

・心から食事を楽しみ満足できるか(心理)

だと思います。


何を食べるか

まず、何を食べるかですが、

・安全なもの

・できれば肝臓に負担のかからない無添加のもの

・肉類より野菜を多く

・手作りのもの

がいいと思います。
安全なものというのは、食中毒などの危険がないものです。
また、化学調味料や添加物の少ないものがいいでしょう。
さらに、現代人は野菜不足になりやすいので、野菜を意識して食べるようにしましょう。
そして、レトルト食品ではなく、丁寧に調理されたものがいいでしょう。

一番大切なのは、自然に近い新鮮なものを食べるということです。

どこで、どのように、誰と食べるか

食事は、何を食べるかだけではなく、どのように食べるかも大切です。

・よく味わって、よくかんで食べよう

・落ち着ける場所でゆっくりと食べよう

・家族や友達と楽しく食べよう

このような環境が、食べ物の消化に大きな影響を与えます。


食事を楽しむ

そして一番大切なのは、食事を心から楽しむことです。

厳格な食事療法が、もし苦しみを生んでいるなら、その苦しみこそが大きなストレスとなり、体に悪い影響を与えます。

食事を心から楽しむことで、心理的な満足感を得ることができます。
食べる喜びは生きる喜びにつながります。その喜びが、体にもよい影響を与えます。

厳格な食事療法は、一時的には高い効果を与えるかもしれません。
しかし、もし苦しんでいるなら、
もっとやさしい食事療法を探求してみてください。

食事と自分との関係をより良くすることが、
生活をより良くし、人生をより良くすることにつながります。

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